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三日坊主にならずにすみました。

2022/10/10 23:13
 本日は、昨日(法務のある日曜は、7時)と違い8時のお朝事でした。
7時過ぎに、御坊に着くと、叔母が前庭をお掃除してくれていました。
「綺麗になると気持ち良いですね!」「無理しないでね!」と言った先から、『そう言うなら、おまえがもう少し早く来てやれよ』の思いが!、、、そんな思いの中で準備していたら、見かけたお顔が、お朝事三日目で観音様がご参加くださいました。
 やはり、一緒にお参りできると声のでも違います。喉が痛かったけど、最後まで力強く読経できました。
 お勤めの後、お茶(珈琲)飲みながらしばらく歓談し、次は、親鸞聖人月忌逮夜法要、15日の午後4時です。ね。とお別れしました。
 今日で諦めてたら、本当に三日坊主(院主)。四日目に繋がりそうです、有り難うございました。
 
 今日の閑話は、「南無阿弥陀仏」を本尊にすると言うこと。

 金箔の阿弥陀如来像は、諸行無常の娑婆にあって、金箔という変化の極めて少ないものでその身を美しく覆っています。そして、「おいでよそのままのあなたを救いますよ」の形が窺えます。
 また、後光を背負った阿弥陀様の絵像は、その智慧と慈悲が四方八方に届く働きが窺えます。しかし、名号軸は、阿弥陀如来の呼び声が、それに呼応する私の称名が直接目に見えます。
 私たちは、何かあると母の名を呼ぶ、母が私の名を呼ぶ。我が子の名を呼ぶ、我が子が私の名を呼ぶ。名を呼び合う事の大切さ、意味の大きさを感じます。非常時は特に大きく、強く、たくさん呼びます(叫びます)。顔を上げたら、「南無阿弥陀仏」「南無阿弥陀仏」

蓮如上人は、浄土真宗のご本尊は、「木像より絵像」「絵像より名号」と、仰っておられます。小平御坊の本尊を「名號」にして良かったと、改めて思いました。
小平御坊 院主
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